今回のテ-マ 自分自身の指導の振り返り(池谷)

経験値により、学び・知りインプットを増やすスタッフ、インプットしなから試行錯誤をしている

 スタッフ、指導経験を積みアウトプットしているスタッフとそれぞれに、これで良しと思わずに振り

 返ってほしいと願ってテ-マをあげました。

 様々の振り返りテ-マをあげましたが、一番のテ-マにしたのが、お手本になる子の選び方です。

 「誰にしてもらおうかな?」と問いかけると指導者に視線を向けて、しっかり座ったり、気をつけを

 する子が多いと感じています。

 その時だけだったり、選んでほしいからしたりだけで良しと子どもたちに思わせていない?しっかり

 話を聞いていることだけを評価基準にして選んでいないか?などを皆に問いかけながら、意見交換を

 してみました。

 色々なお手本の選び方や視点があることを皆で感じ合えた研修になったと思います。                                      研修担当 池谷

スタッフの感想

スタッフA 新人

1番お手本の選び方が印象に残りました。

お手本は今まであまり誰に頼んだらいいのかわからなくて子どもにお願いはしてなかったのですが先輩たちの選び方を実際に聞くことが出来て色々な選び方があって自分にあっていることやその子どもたちに合っている選び方を見つけて実践していきたいと思いました。

スタッフB 経験あり

課外の際、お手本をやりたい!と元気よく手をあげる子が多いと、活気があって雰囲気も明るくなるなと感じています。そんな時私自身は、お手本やりたい!

と言ってくれた子が全員できるよう、選ぶようにしています。やりたい!と言ってくれたその気持ちを尊重できたらなと考えています。サーキットだったらコーナーごとにお手本を変えたり、お手本を2人にお願いしたりとみんなで体操の時間を作っていけたらなと思います。

スタッフC 経験あり

指導の中で子どもにお手本を任せるとき、指導者が留意するべき点を学んだ。

その中で、お手本をやってもらう際の3つの新しい考え方を得ることが出来た。

1つは、やってもらいたい体の動かし方を理解しきれていない子を選んで、お手本を通して他の子にやり方を伝えつつ、その子にも理解してもらうことである。

次に、お手本に選ばれる子が男女の性別で偏り、目立つ子ばかりが抜擢されないよう配慮することである。最後に、その日にモチベーションが低い子を選んでお手本をやってもらうことで、その子のやる気を引き出すことである。

子どもにお手本を任せるということは、正しい体の動かし方を他の子に伝える手段だけに留まらず、子ども達の承認欲求を満たしたり、自信をつけさせたりする機会にもなる。そのことを念頭に置いて指導していく。